「知らんけどね。」

楊貴妃センパイ!
愛されるために、何を食べていましたか?

ゆき

あー…愛されたい…私の人生には愛が足りない…

なつ

ライターの立場からいわせてもらうと、その「愛され」という言葉の解像度を上げないと、どうすればいいかの答えなんて見つからないよ!

ゆき

どういうこと?

なつ

愛されるっていっても、「1人の男性に究極まで愛されたい」のか「不特定多数の異性に告白されたい」のか「人として男女問わず人気者になりたい」のかで、全然ちがうでしょう。

ゆき

1人でいいよ!お金持ちの彼にチヤホヤされて、いっぱーい愛されて、わがまま聞いてもらって、世界中のエステやスパに行きまくって、洋服や宝石も山ほど買ってもらって…

なつ

(それは愛ではなく、単にお金が目当てなのでは…)

ゆき

ねえねえ、どうしたらそういう人に愛されるかな!?
やっぱり私の美しくなる努力がまだ足りないのかな…?
でも若さと美しさは、そのうち失われちゃうよねえ…

なつ

センパイから学んだら?

ゆき

究極の美と、お金持ちの彼からの愛を手に入れた人がいるなら、マネしたーい!

なつ

では、美と権力者からの愛を勝ち取った、「楊貴妃センパイ」がどのように美をキープしていたのか、教えてもらうことにしましょうか。

登場人物
ゆき
美容と健康情報が大好きな会社員。
新しいものに飛びつきがちだが、たいてい3日坊主。
スイーツ、パン、パスタと演劇、ドラマが好き。
なつ
分からないことは調べたいライター。
いつも取材に飛び回っている。
お酒と旅行とファッションが好き。

楊貴妃とは、世界三大美人に数えられることもある「絶世の美女」。中国・唐時代の玄宗皇帝に愛され、権力を握ったことでも知られています。

なつ

楊貴妃は最終的には権力闘争に巻き込まれ、一族もろとも不幸な人生をたどるのですが…歴史的なことはさておき、彼女の強い「美へのこだわり」は現代の私たちも参考にできるかも。世界に名だたる美女といっても、楊貴妃も人間。老化や劣化は必ずやってきますから…

食へのこだわりが強かった楊貴妃

楊貴妃が生まれたのは西暦719年、写真などは当然残っておらず、実際にどれくらい美しかったのかは分かりません。壁画などから、ふくよかな女性だったという説もあります。とにかく時の皇帝の寵愛を受けたくらいですから、美意識は高かったのではないでしょうか。

楊貴妃は、食へのこだわりが強かったといいます。その中から彼女が好んだという美容食材を3つ、ご紹介します。

楊貴妃のお気に入りその1 ライチ

ライチは楊貴妃が特に愛したことで知られる果物。玄宗皇帝が1000キロ先の嶺南から長安に取り寄せたライチを、楊貴妃は毎日のように食べていたといいます。

ライチにはビタミンCだけではなく、ポリフェノールに分類される「ロイコシアニジン」という栄養素が含まれ、メラニンの生成を抑える作用があります。楊貴妃が肌のシミやくすみ対策になると認識してライチを食べていたとしたら、唐時代の知識レベルはとても高かったことが分かりますね。

ゆき

ライチを毎日食べれるなんて、さすが王朝のお后さま!
私のお給料では無理だなぁ…

楊貴妃のお気に入りその2 白きくらげ

日本人には馴染みの薄い食材ですが、中国では漢方薬の原料「銀耳(ぎんじ)」としてよく知られています。古来より不老長寿の力があるとして宮廷料理にも用いられていました。

白きくらげ多糖体の水溶液は、ヒアルロン酸の水溶液と成分がとても似ているそうです。これは美容に効きそうですね。漢方として服用すれば、抗酸化作用や腸内環境を整える作用も期待できるので、楊貴妃に好まれたのも納得がいきます。

現代でも薬膳料理に欠かせない食材として活用されていますから、自宅で食べる機会がなくても、中華料理店や薬膳スイーツのお店に行ったら白きくらげの入ったメニューを選んでみてください。

楊貴妃のお気に入りその3 つばめの巣

食用になるつばめの巣は、アナツバメというマレーシアで採取される特別な種類です。日本の食卓からは縁遠い食材ですが、唐時代にもかなりの高級食材とされ、楊貴妃レベルの后しか食べることができなかったとか…

つばめの巣にはローヤルゼリーやコラーゲンが豊富に含まれています。さらにビタミンミネラルもたっぷり入っていますから、美肌効果は高そうです。ただし手に入りにくい珍味のため偽物も出回っており、本物のつばめの巣を食べる機会は、日常ではなかなかなさそうです。

なつ

参考になるようで、ならない感じね…
でも「美容と健康に効く食材」に貪欲になる姿勢は、見習いたいわね!

ゆき

高級中華を毎日食べさせてくれるダーリンを見つければ解決…?

教えて先生!

小西康弘Yasuhiro Konishi

医療法人全人会 理事長 / 小西統合医療内科 院長

2013年より 小西統合医療内科 院長 総合内科専門医 / 医学博士

なつ

それよりは野菜や果物でビタミンやミネラルをしっかり取る方が、早いと思うけど…先生、現代女性が美をキープするにはどうしたらいいでしょうか?

せんせー

いやはや、楊貴妃の時代から、女性の方の「美を追求する意識の高さ」については、本当に頭の下がる思いです。

一方、男性の方は少しでも長生きすることを望むようですね。秦の始皇帝は不老不死の妙薬を求めて、家来の徐福を遠方に派遣したといいます。結局、徐福は帰って来ず、始皇帝は49才で死亡しました。これも一度手に入れた権力を手放したくないという欲望のなせる技でしょうか。女性は美を求め、男性は権力を求めて生きる。このイメージは画一的すぎますかね。

で、現代女性が美をキープするにはどうしたらいいですかって?食べるものも大切でしょうが、一番は心理的なストレスと便を溜め込まないことではないでしょうか?ま、知らんけどね。

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