その他

2019年はスギ花粉が増える! 腸を整えて免疫細胞のエラーをなくし、花粉症を改善しよう


スギの花粉症にお悩みの方に、バッドニュースです。
2019年、スギ花粉の飛散量は、昨年よりもずっと多いという予想が出ています。
でも、「花粉症は体質だから」と、スギ花粉の飛来を仕方なく受け入れるのは、ちょっと待って!
実は花粉症を根本から改善する秘策が、あなたの腸内にあるのです。

今年のスギ花粉が多い理由

2019年、スギ花粉が多く飛ぶ理由は、昨年の夏の天候にあります。
2018年の夏は記録的な猛暑でした。統計の開始以来、トップとなる気温が続き、日照時間も長かったことを覚えているかと思います。

そのような気温のせいで、「花粉を大量に含んだスギの「雄花」の量が、昨年よりも倍近く多い」という調査結果が、環境省によって出されています。この調査地は愛知県とのことですが、昨年の暑さは全国的なものでしたので、おそらくスギ花粉の飛散量は日本中で増えると推測されます。

花粉症のメカニズムを簡単にいうと・・・

しかし、どれだけ花粉が飛ぼうとも、まったく花粉に反応しない方もいますよね。
かたや、見た目も頑丈で体力がありそうなのにもかかわらず、春先は常にマスク姿で、ヘロヘロになっている方もいらっしゃいます。

では、この差はどこから来るのでしょうか。

花粉は悪くない。悪さの原因は、あなたの腸

花粉そのものに悪い成分が入っている…だから接触する回数を減らさないといけない…というイメージをお持ちかも知れませんが、花粉自体に問題はありません。
問題があるのは、花粉に反応しているあなたの身体です。

そして、問題となるのは皮膚でも目でもありません。根本原因は、腸にあるのです。

花粉に反応するかどうかは、免疫細胞の記憶の問題!

わたしたちの身体に異物が侵入したとき、それをブロックしてくれるのは免疫細胞です。
その細胞の防御力が強い人を、「免疫力の高い人」といいあらわすこともあります。
そして、免疫細胞の約70%は、腸にあります。

異物とは、花粉に限りません。有害物質やウイルスなども含まれます。
インフルエンザや風疹などのウイルスも、免疫細胞の力が強い人は、弱い人よりもかかりにくいのです。

では、「インフルエンザや風邪にはめったにかからないのに、スギ花粉の時期だけは、どうもくしゃみが止まらない」という人がいるのはどうしてでしょうか。

それは、免疫細胞の「この異物が入ってきたら攻撃する」というプログラミングの設定に、エラーが起きてしまっているのです。

免疫細胞がエラーを起こしている

免疫細胞は、一番初めに異物に出会ったときに、「こう対処しよう」という記憶をします。そして、次にその異物に出会ったときに備え、攻撃の種類を決めておくのです。

本来、花粉という異物は、免疫細胞によってブロックされます。
しかし何らかのエラーが起こり、ブロックではなく、過剰反応を示すようなプログラミングがされてしまうことがあるのです。これがアレルギー反応です。

エラーの状態は、人それぞれ。

「スギ花粉にだけ、過剰反応する」とプログラミングされてしまった人もいれば、
「スギに加えて、イネとブタクサの花粉にも過剰反応する」と、複数のエラーが起きてしまった人もいます。

残念ながら、その人の免疫細胞がどうしてその花粉に反応するか、というのはまだ解明されていません。
しかし、免疫細胞のエラーが関係している、ということは、はっきりと分かっています

この春の花粉症対策は?

免疫細胞のエラーをなくし、その暴走を止めるには、腸内環境を整えることが一番効果的です。

腸は、花粉だけではなく、食べ物のタンパク質や人工的な食品添加物など、さまざまな「異物」をさばいています。その腸の機能がおちてしまうと、腸内ではずっと緊急ブザーが鳴っているような状態が続いてしまうわけですから、花粉のエラーをなくすどころではありません。

しかし、腸内環境が整っていくと、ひとつひとつのエラーが改善されていきます。

もし、
・便秘がち、お通じがいまいちスッキリしていない
・ジャンクフードばかり食べている、暴飲暴食が多い
・野菜不足で、食物繊維は不足している

などに思い当たることがあれば、腸内環境にも目を向けてみてください。
今年は間に合わなくても、来年には花粉症が改善できている可能性もありますよ。

花粉に触れないことも、もちろん大切!

腸内環境を整えることは、長期戦です。
すぐに成果が出るようなことではありません。

2019年はスギ花粉の量が多い、という予報がある以上、花粉を浴びる量を減らすことにも、取り組みましょう。

特に、昨年の花粉症がつらかったという方は、できるだけ早めの対策を。腸内が整っていないまま、接触する花粉の量が増えてしまうと、さらなるプログラミングエラーを引き起こしてしまう可能性もあるからです。

まとめ

花粉は、お昼前後と、夜に量が増えます。
洗濯ものや衣服に花粉を付けないような対策や、マスクでの防御を続けつつ、免疫細胞がこれ以上花粉に反応しないよう、腸への気配りもしてみてはいかがでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. うつ病に気付けないのはなぜ? 前兆を放置せず、「助けて」といえる…
  2. 【医師に聞く】感染症とワクチンの関係 
  3. 痛みや不調の放置はQOLを下げてしまう? 「病名」にこだわらず、…
  4. その胃痛が胃ガンになる前に… 一次予防・二次予防で病気の「手遅れ…
  5. 映画「ボヘミアン・ラプソディ」から学ぶ、AIDS(エイズ)の歴史…
  6. 【専門家に聞く】 20代女子の栄養状態が心配!飲むならマルチビタ…
  7. チョコは健康にいいの?悪いの? 健康的に食べるには「ワクワク」す…
  8. 美容に効く成分はあるの? 楊貴妃が愛した食材と、現代女性ができる…

特集記事

なぜ腸内環境が悪化すると肌が荒れる?原因と改善策を知ろう!

男女問わず、肌荒れやニキビに悩んでいる方は多いですね。また単なる肌荒れではなく、慢性的なアトピー性皮…

医師監修記事

  1. 子供
PAGE TOP